日々感謝

今週から新入生向けのイベントがスタートしています。

一昨日は第1回スマイルデー。スマイルサポーターたちが新入生のために考えた企画を実施しました。とても有意義でしたね。

昨日は新入生説明会。通信制の学習活動について、時間をかけて丁寧に説明しました。今回が初めての試みでしたが、概ねやってよかったと感じました。

来週は標準服の採寸、第2回スマイルデーと続きます。新しいメンバーに会えるのはとても嬉しいことですね。

最近、私は幸せだなと感じています。宇都宮キャンパスの先生方は、本当に一生懸命に生徒と向き合ってくれますし、生徒たちもそれを受け止めてくれているからです。

もちろん、欲を言えばもっともっと、、、とは思いますが、それすらも贅沢な悩みなのかもしれません。

本当にたくさんの人に支えられて成り立っているキャンパスなのだなと、、、そんな環境で仕事ができる私は、本当に幸せ者です。

そして、新しいことにチャレンジできるのもいいなと感じます。公立の学校ではなかなか個人の思いを形にしにくいという声をよく聞きます。

本校は私立なので、自分たちがやりたいことを形にしやすいと思います。もちろん、多くの方々のご理解とご協力の賜物ですが。

令和4年度も間もなく終了です。本当にありがとうございました。

4月からもよろしくお願いいたします。

卒業おめでとう

今日(3月4日)は卒業式です。今は会場近くのローソンでこの記事を書いています。

ローソンでは卒業シーズンにぴったりの曲がずっと流れています。涙腺が刺激されますね。

天気も晴れて清々しいですね。花粉がすごくて目がかゆいけど(笑)

生徒たちは様々な思いや境遇の中、本校の門をたたきました。

この3年間、生徒たちは本当に頑張ったと思います。良い思い出ばかりです。みんな、本当に卒業おめでとう。そして、生徒たちをいつも支えてくださった保護者の皆様、本当にありがとうございました。

そろそろ会場に行って、準備をしてきます。

卒業、、、入学

早いものでもう2月。あと1か月ほどで3年生が卒業します。久しぶりに3年間持ち上がりで担任をしたので、生徒が卒業するのはうれしい反面、寂しい気持ちもあります。

宇都宮キャンパスの3年生は本当に主体的に動ける生徒ばかりです。課題の提出やスクーリングの出席について、私から直に連絡することはほとんどありませんでした。まだ進路が決まっていない生徒もいますが、最後まで粘り強く活動してもらいたいです。

それと同時進行で新入生の面接も行っています。宇都宮キャンパスはありがたいことに、出願が100名を超えました。たくさんの人に選んでもらえていることについては本当に感謝しかありません。ありがとうございます。

ちなみに私のブログではパンフレットの紹介をしています。がしかし先日、次年度のパンフレットについて考えようという話になりました。まだ今年度のパンフレットの全てを紹介しきれていないのに、、、もっと早く更新しないとだめですね。

3月の卒業式、最高の思い出にしたい。そして4月、最高の入学式にしたい。

がんばります!!

新パンフレット紹介⑧~スマイルサポーター~

本校にはスマイルサポーターという生徒たちがいます。全日制でいうところの生徒会活動のよ うなイメージですかね。

彼ら彼女らのほとんどは、中学校時代不登校を経験しています。不安でいっぱいの中、本校に入学してきたのを今でも覚えています。そんな時、先輩のスマイルサポーターから勇気と元気をもらい、学校に通えるように。そして今度は、自分たちがスマイルサポーターになり、後輩たちをサポートしたい、と思うまでになりました。

昨日、宇都宮キャンパスで新入生の面接を行ったのですが、前日に一人のサポーターから連絡が入りました。

「検温と手指消毒だけでもいいから手伝わせてくれませんか。」

とても嬉しかったです。

当日、検温と手指消毒だけじゃなく、待っている受験生に寄り添ってあげて、と伝えました。

そのサポーターは積極的に声かけを行い、受験生の不安解消に努めていました。そして、保護者の方々にも声をかけ、保護者目線での不安を聞く様子も見られました。

終わった後、本人から「今日はありがとうございました。受験生や保護者の方と話ができてとても良かったです。」という発言をもらいました。いやいや、お礼を言うのはこっちの方ですよ。

改めて、本校はスマイルサポーターに支えられているのだと気づかされました。

これからも、教職員、スマイルサポーター一丸となって、より良い学校づくりをしていきます。スマイルサポーターのみなさん、よろしくお願いします。

おもしろかった!!

「かがみの孤城」という映画を観た。

とてもおもしろかった。そして考えるきっかけになった。

ぜひ、たくさんの人に観てほしい。

そして、たくさんの視点で観てほしい。

・主人公の視点

・主人公の母親の視点

・主人公と「ある物」を探す6人それぞれの視点

視点を変えると得るものが変わる。

そんな映画。

とくに思春期の子どもを持つ親御さんに観てもらいたい。

もちろん、思春期真っ只中の中高生にも。

そして、私と同じ学校の先生にも。

新パンフレット紹介⑦~特別活動~

 本校の特別活動は、生徒が「社会で生き抜くために必要な力」を身につけるために実施しています。

 特別活動部長の髙橋侑暉先生は、いつも生徒の状況を見て、何が必要かを模索しています。

 今年度は、生徒たちの主体性や企画力を身につけてもらいたいという思いから、生徒主催の文化祭を実施しました。通信制課程が開設されて20年。初めての文化祭でした。

 12/23(金)の職員会議では、来年度の春季遠足、トライアルツアーの企画案が提示されました。今までの行事にはなかった革新的なアイデアが盛り込まれています。我々も来年度の開催がとても楽しみです。

 特別活動(学校行事や部活動、委員会活動等)は、もともと学校に存在しているものをこなしていくイメージがあります。しかし、もっと生徒の意見を取り入れた、新しいものにしていってもいいと私は思っています。

 これからも生徒たちと、楽しくも身になる特別活動を実施すべく、常にアンテナを高く持って生徒と向き合っていきます。

新パンフレット紹介⑥~第3の居場所~

 私たちは「学校」を「勉強する場所」から「自分らしく居られる場所」に変える努力をしています。もちろん、勉強する場所でもありますから、教室もありますし、授業も行います。ただ、これからの不確実な社会を生き抜く力を育むためには、「多様な人と出会うこと」や「やってみたいことをとことん追究してみること」など、様々な視点からアプローチする必要があると思います。そう、学校は変わっていく必要があるんです。

 私が所属している宇都宮キャンパスには職員室がありません。生徒の活動スペースをできる限り確保してあります。教職員はその活動スペースで生徒と過ごしながら仕事をしています。ありきたりな「教室」ではなく「カフェ」にでもいるような感覚を目指しています。

 かの有名なウォルト・ディズニーはこう言っています。

Disneyland will never be completed. It will continue to grow as long as there is imagination left in the world.

ディズニーランドは永遠に完成しない。この世に想像力がある限り、ディズニーランドは成長し続けるのだ。

 生徒・保護者の皆様が「明秀日立に入学して良かった」と思っていただけるように。そして、不確実な社会を生き抜いていくための「自信と覚悟」を持って卒業していってもらえるように。

 私たちは挑戦し続けます。

新パンフレット紹介⑤~明秀日立の教育(行動の変容)~

前回の記事で「視点の変容」の大切さについて説明しました。

物事を見る視点が変えられたら、次にすることは「行動の変容」です。

この「行動の変容」がとても大切になります。

「視点の変容」は、自分自身が世の中をどう捉えるか、という考え方の部分です。

そこで終わってしまっては、現実は何も変わりません。

大切なのは「行動すること」です。

明秀日立では2つのコースを設定しています。

キャリアコース・・・「卒業に必要なスクーリング(年間12日間)」に参加するコース

一般コース・・・「卒業に必要なスクーリング」+「自由参加の活動」に参加するコース

一般コースに所属することで、本校が独自に行っている活動(ゼミ学習や課外授業、部活動やスマイルサポーター活動等)に参加することができます。

最初は自信がないからキャリアコース → 友達ができたからもっと通いたい。この前受けた〇〇先生の授業がおもしろかったから、〇〇先生のゼミ学習にも出てみたい。スマイルサポーターになってみたい。 → 一般コースに変更

これが正解、というものはありません。一人ひとりが納得するかどうかが大切です。

あなたらしく居られるコースを選んでみてください。

新パンフレット紹介④~明秀日立の教育(視点の変容)~

5,6ページには本校の教育の根幹となる「視点の変容」について書いてあります。

ほとんどの人は「生きにくさ」を感じながら生活しています。それは大人である私たちもですが、Z世代と言われる若者たちの生きにくさは、大人の私たち以上ではないでしょうか。

自分らしさが確立されていないことで、自分に自信が持てなかったり、将来に対して不安になったりします。

現代の教育では、皆が同じように行動し、同じものを与えられます。そしてそれがさも「正解」であると認識してしまいます。そうすると、皆と同じ考え方をしていない子が「不正解」となり、集団から孤立してしまいます。

もちろん、皆と同じことをすることも大切です。しかし、だからといって、その子が持っている「良さ(個性)」を潰していいわけではないと思うのです。

それぞれが持っている「良さ(個性)」に自信を持つこと、それが重要ではないかと私たちは考えます。

今はもしかすると、その良さに気づいていない可能性があります。ほかの人と違うことは悪いことである、と認識してしまっているからです。

一度、その固定観念を取り除いてみませんか。本当に自分は、お子様はダメなのですか?

人の85%は「良い部分」、15%は「改善しべき部分」であるという人もいます。もしかするとみなさんは、たった15%の部分に惑わされていませんか?

私たちが見ているのは85%の「良い部分」です。そこに、生徒、保護者の皆様に気づいてもらいたい。

ダメな部分ではなく、良い部分に目を向ける習慣を私たちと一緒に身につけてみませんか?

新パンフレット紹介③~校長挨拶~

3,4ページには、本校校長である矢野正彦の挨拶が掲載されています。

本校は全日制、通信制の2課程を持っています。

本校校長は一人です。一人で全日制、通信制の両課程を受け持っています。

本校は2課程を持っているからこそ、それぞれの良さを知っています。

「同一のアイデンティティを持つことで安心感の得られる全日制」

「異なる視点に触れることによって価値観が広がる通信制」

多様性の時代だからこそ、それぞれに適した学びのスタイルがある

そう校長は言っています。

全日制に入れないから通信制

全日制でうまくいかなかったから通信制

大多数の人がそう考えています。

全日制が優れていて、通信制が劣っている・・・いや、違います。

人それぞれでいいのです。

私は明秀学園日立高等学校に勤務して今年で14年目を迎えました。

全日制では9年間、担任や吹奏楽部顧問、野球部やサッカー部の応援等、日々充実した生活を送っていました。もちろん、辛かったこともたくさんありました。

通信制に移って5年。全日制での経験、そして通信制に移ったことで得られた価値観を持って現在教育にあたっています。

私は今、とても充実しています。日々多くのことを生徒から学んでいます。

まずは、「全日制に行かなくてはならない」という固定観念を取り払いませんか?