11月28日(土)に教育講演会を実施しました。
2年前に卒業した上野さんと小松君をゲストとしてお招きし、当時関わっていた先生方とのフリートークを実施。参加した保護者の皆様、生徒のみなさんから、「心が軽くなった」「子どもとのかかわり方を見直すきっかけになった」といった声をいただきました。
印象に残ったのは、2人が同じ質問に対し、同じ考えを持っていたこと。
「親に言われて嫌だったことは?」という質問に対して、「価値観を押しつけるような発言をされた時」と答えました。
当時は学校に行くだけで精一杯だった。学校に行けただけでも自分をほめてあげたかった。でも家に帰ると、「どうだった?友達はできた?授業はどうだった?」と質問攻め。まだ自分はそこまでできない。自分にはまだ先のことだよ、と落ち込んだ。その時に思った。自分はできないんだって。自分を認めることができなかった。
親御さんは本人のことをとてもとても心配しているからこそ聞くのだと思います。でも、それが逆に本人を苦しめている。お互いに辛いことですね。
「逆に親に言われて嬉しかったことは?」という質問に対し、「自分のやっていることを受け入れてくれた・認めてくれた時は嬉しかった。」と答えてくれました。
やはり、誰でも自分のやっていることを認めてもらえるのは嬉しいものですね。それがたとえ小さなことのように見えても、本人にとっては大きな一歩なのだ、と思う気持ちが大切なんでしょうね。小さな成長に気づいていこう、と思いました。
2人の卒業生には心から敬意を表し、エールを送ります。これからも明秀日立の卒業生として、胸を張って生きていってくださいね。
その後の保護者会では、「保護者会を定期的に開催し、情報の共有をしたい」というこれまた嬉しいお話を頂戴しました。
学校は教職員だけでつくるのではない。生徒とともにつくるのだ。いやいや、保護者も含めた三者が一体となってつくっていくのだ。ということを改めて保護者から教わりました。ありがとうございます。
さっそく12月から月1回開催することを決定しました。有意義な時間を過ごせればと思います。
やはり、たくさんの人と関わることで、新たな気づきがありますね。とても充実した一日を送ることができました。すべての人に感謝です。ありがとうございました。