7月4日(土)に、昨年度の卒業生(Nくん)と対談を行いました。
企画広報部長の石川先生を中心に、現在パンフレットの作成に取り組んでいます。その中に掲載する記事のヒアリングと写真撮影でした。
Nくんは、現在地元の大学で勉学に勤しんでいます。ほどんどが自宅でのオンライン授業らしいのですが、その日はたまたま初の登校日だったようです。夕方近くに水戸キャンパスに来てくれた彼の表情は、とても生き生きとしていました。
Nくんは高校2年生の7月に本校通信制に転学してきました。当時は、全てにおいてやる気を失っていました。まるで「魂が抜けたよう」。必要最低限の登校しかせず、外出もほとんどしなかったそうです。
しかし、高校3年生になる前に、彼の中の何かが目覚め(僕との面談がきっかけらしいのですが)、めちゃくちゃ前向きで明るい人になりました。それまでためらっていた、人との関わりも自分から積極的にとるようになりました。そして、「大学に行きたい」という目標を見事成し遂げてくれました。その間わずか半年。人が変わるのに、時間は関係ない、ということを証明してくれたような感じです。
対談を通して、当時の思い(絶望から希望に変わったこと)や、本校への思い、そして今後に向けての抱負など、熱く、熱く語ってくれました。そんな彼を見て、本当に彼の担任で良かったと、感謝の気持ちで一杯になりました。
パンフレットは8月上旬に完成予定です。ぜひ、Nくんの記事にご注目くださいね。
そして、この記事を読んでくれている人の中で、今まさに悩みを抱えている人、ぜひ一度お話しませんか?
もし時間がありましたら、宇都宮キャンパスにご連絡ください。一緒に考えていきましょう。