素晴らしい生徒たち!

みなさんは日々の行動一つ一つに明確な目的意識を持っていますか?

「なんか堅苦しい話だな…」と思う方もいらっしゃるでしょうが、是非ご一読ください(笑)

本校通信制課程は各キャンパス(日立・水戸・下館・宇都宮)で毎月オープンキャンパスを実施していますが、スマイルサポーターと呼ばれる生徒たちが企画・運営に携わっています。

今月は宇都宮キャンパスのオープンキャンパスを視察してきましたが、生徒たちが想像以上に目的意識を持って動いていてビックリしました。まず、朝の打合せが「ここはグーグルの会議室ですか?」という雰囲気で、各生徒が「何のために」「何に気を配って」行動するかを真剣に話し合っていました。 よく見ると教員もいたのですが、生徒の存在感の強さに目に入りませんでした(笑)

おかげで、打合せ終了時に「教頭先生、何かありますか?」と聞かれたのですが、あまりのレベルの高さに驚きと感謝の言葉しか出ません…。

オープンキャンパスは本校教員による説明の後に個別相談だったのですが、各参加者のブースにサポーターが入り、生徒目線での具体的な説明や事例紹介、質疑応答等をしていきます。私は後方で視察しながら驚いたのですが、受付時に参加者ごとの特徴や「どのサポーターが適任か?」を判断し、的確に人員を配置していきます。

しかも、その判断や差配をしているのもサポーターなのです。

後からそのサポーター(3年生)に話を聞くと、「保護者はお母様一人が参加されるか、ご両親で参加されるか」、「中学生か高校生か」などの事前情報を踏まえつつ、当日いらっしゃった時の雰囲気や受付時に話した内容で瞬時に判断しているとのことでした。しかも、それらの情報を共有している生徒たちが、状況によって柔軟に動きを変えていきます。

さらに、終了後のミーティングでは「もっと~すれば良かった」など、的確な意見交換もしていました。

オープンキャンパスでは生徒目線での情報伝達と、目的意識を明確に持って行動できる生徒育成という2つの目的のためにサポーターによる企画運営を取り入れていますが、「生徒に負けないように自分たち教職員も頑張らないと…」と改めて考えさせられました。

いつも思いますが、うちの生徒さんたちは本当に素晴らしいです!