新入生面接試験で感じたこと

 今年は新入生面接試験で70名弱の中学生とお話をさせていただきましたが、眼をキラキラさせながら自らの夢や目標を語る生徒さんが多く印象に残りました。具体的には既にBMX日本代表として活躍している生徒さんやアクション俳優として活動されている生徒さん、精神科医、任天堂サウンドコンポーザー、スペインのサッカーチームでグランドキーパー、ダンスのインストラクターなど将来のビジョンを明確に持っている生徒さん、海外で生活したいと言って英語で自己紹介をして下さった生徒さんなどです。また、読書好きの生徒さんも多く、「年間で1400冊読破した経験あり」という生徒さんには本当に驚かされました。

 そのような面接を通して「中学校にあまり通えなかった」という生徒さん達に共通していたことは、「明るい性格で周囲から慕われていた」、「優しくて周囲の気持ちに敏感」といった保護者様からの話です。多くのことを敏感に察知できるアンテナを持っていて、だからこそ傷つきやすいのだということを再認識させられました。ですから、そのような素晴らしい生徒さん達が自らの目標に向けて前に進めるような学校創りに、これからも全力で取り組んでいきたいと思います。