チャレンジ精神

先日、生徒が「荒蒔先生ってもう1回大学に通うってホント?凄くない」と感心していました。荒蒔先生は「車のナンバープレートを見るだけでもワクワクする」というほどの数字マニアで、教科指導はもとより全てにおいて熱い情熱を持って生徒と関わっている先生です。また、昨年度までは臨時免許で理科の授業も担当していただいていたのですが、常に試行錯誤しながら教材研究に励んでいて、手作りの教材を持ってきては嬉しそうに説明するほど何事にも全力で取り組む先生です。

その荒蒔先生から「専門教科である数学の指導に集中できるのは良いけど、理科を教える楽しみも忘れられないので理科の免許を取得しようと思う」という話をいただいたのが1月末で、その「自ら学ぼうという姿勢」に心が熱くなり「大賛成です」と即答したのを覚えています。

 私自身そうですが、「人間いくつになっても学ぶ姿勢は大切」と分かっていても、いろいろな理由をつけて楽な道を選んでしまいがちです。だからこそ、荒蒔先生のように学ぶ楽しさを忘れず、何事にもチャレンジする姿勢を持ちたいものです。

卒業生からの近況報告

 先日、常磐大学に進学して筑波銀行から内定をいただいた卒業生から近況報告の電話がありました。内容は、勤務地の正式発表があったということと、新入社員の代表に選出され、入行式では頭取や役員の方々に対して代表挨拶をすることになったとのことでした。言葉遣いもますます丁寧になり、その逞しい成長ぶりには正直頭が下がる思いでした。

 彼には今年度の保護者懇談会にも講師として出席していただき、生徒・保護者の方々に向けて赤裸々な体験談を語っていただいたのですが、その時に感じた「本当に将来が楽しみだな~」という思いが、確信に変わった感があります。Iくん、これからは本校のメインバンクの行員としてお世話になりますので、宜しくお願いいたします。