本来であれば入学式にて学校長式辞の中で紹介させていただくはずであった、卒業生の一言を紹介させていただきます。
「高校3年生になり、先生から「早くしろ」「お前のために」とか言われると思うと怖かった。高校受験を思い出し、毎日毎日将来が不安でつぶれそうで、焦ってばかりでした。
そんな時に担任の菅田先生は「ゆっくりで大丈夫。焦らなくて大丈夫。」と声をかけてくれ、親身に相談にのってくれました。最後まで見捨てずにそばにいてくれた人たちのおかげで、第一志望の就職先から無事内定をもらうことができました。
いつの日か「自分はここまで変われたよ」「大丈夫だよ」と胸を張って言えるように、頑張っていきます。」という内容です。
当たり前の一言のようですが、自分が本当に「そのような心に届く声掛け」ができているのか疑問です。
先日の教職員のミーテイング時にも、宇都宮Cの北川先生から「昨年、被災地ボランティアに参加した生徒がいるのに、自分はボランティアに参加していないので恥ずかしい。単に知識を教えるのではなく、もっと自分が積極的に行動することで、その生きた経験を伝えていきたい」という旨の発言がありました。
本校通信制には本当に素晴らしい先生方がいます。お子様のことでお悩みの保護者の方は、気軽にご相談下さい。すぐに答えが見つかるとは限りませんが、「ゆっくりと焦らず」に一緒に考えませんか。