「ゆっくりでいいんだよ」

本来であれば入学式にて学校長式辞の中で紹介させていただくはずであった、卒業生の一言を紹介させていただきます。

「高校3年生になり、先生から「早くしろ」「お前のために」とか言われると思うと怖かった。高校受験を思い出し、毎日毎日将来が不安でつぶれそうで、焦ってばかりでした。

そんな時に担任の菅田先生は「ゆっくりで大丈夫。焦らなくて大丈夫。」と声をかけてくれ、親身に相談にのってくれました。最後まで見捨てずにそばにいてくれた人たちのおかげで、第一志望の就職先から無事内定をもらうことができました。

いつの日か「自分はここまで変われたよ」「大丈夫だよ」と胸を張って言えるように、頑張っていきます。」という内容です。

当たり前の一言のようですが、自分が本当に「そのような心に届く声掛け」ができているのか疑問です。

先日の教職員のミーテイング時にも、宇都宮Cの北川先生から「昨年、被災地ボランティアに参加した生徒がいるのに、自分はボランティアに参加していないので恥ずかしい。単に知識を教えるのではなく、もっと自分が積極的に行動することで、その生きた経験を伝えていきたい」という旨の発言がありました。

本校通信制には本当に素晴らしい先生方がいます。お子様のことでお悩みの保護者の方は、気軽にご相談下さい。すぐに答えが見つかるとは限りませんが、「ゆっくりと焦らず」に一緒に考えませんか。

明秀学園日立高等学校通信制ブログについて

通信制教頭の小和瀬でございます。

本校通信制のブログを立ち上げて1年が経過しましたが、私も含めて忙しさにかまけて放置状態となっていました(泣)。

今後は心機一転、高校生活に不安を抱えている方々に少しでも勇気を持っていただけるような内容を全教職員がアップしていきますので、

何卒よろしくお願いいたします。

 

ちなみに、今年度の新入生面接試験では母親となった本校卒業生に3人もお会いしました。

「初めまして、教頭の小和瀬と申します」と名刺を差し出すと、「初めてじゃないんです」と言われ一瞬パニックです(笑)。

(説明会等で多数の保護者様から相談をお受けいたしますので、「先日はありがとうございました」と誤魔化すところでした)

当たり前ですが、卒業生に限らず全ての保護者の方々に満足していただけるよう、日々頑張らないといけないな~と再認識させられました。