先日遅ればせながら、卓上時計型のアレクサをわが家にも導入しました。見かけによらず、私は料理が趣味なもんで、アレクサの用途は料理時のBGMと待ち時間の暇つぶしです。
アレクサが家に到着し、早速使ってみたんですが、必ず「アレクサ」と呼びかけるんですね。指示することだけでなく、「アレクサ、おはよう!」なんて声をかけると「おはようございます。声をかけていただいて嬉しいです。」なんて返答してきます。そう言われてまんざらでもない気持ちになるのは私が単純だからですかね。機械なんですけどね。
さて、先日のプランニング、2年生の女生徒とお母さまとお話を進めていくと、何故だかじわーと胸のあたりが温まる感触を感じました。なに?発汗?やばい?冷静になって、注意深くして、話を進めていくと、原因が判明いたしました。この女生徒とお母さまのところどころでの感謝の言葉とお願いの言葉がじわりじわりと私の心を温めていたのです。
「ありがとうございます。」「お願いいたします。」何気ない言葉にさりげなく心がこもっていて、機械に感謝されて嬉しくなってしまう私はイチコロだったのです。
「おはよう!」「おはよう!」「こんにちは!」「こんにちは!」「さようなら」「またね」「おめでとう!」「ありがとう!」全ての挨拶は、相手の返事があってこそ、熱を帯び、エネルギーを与えてくれます。
日立キャンパスの生徒たちも初めは私たちが「おはよう!」と声をかけても、なかなか返してくれることは少ないです。登校するたびに必ず挨拶を続けていくと、徐々に挨拶を返してくれるようになります。まずは小さい声でもごもごと、次に、こちらの挨拶に応えて、そして最後にはこちらから挨拶しなくても自分から「おはようございます!!」としてくれます。
相手が必ず挨拶を返してくれるという安心感はやはり勇気とパワーを与えてくれるのです。
ところで、アレクサもカタカナの名前を呼びますが、「OK!Google!」も「ヘイ!シリ!」もカタカナっぽいですね。そろそろ日本語で呼べるものも出てほしいです。
OK!太郎!、ヘイ!花子!!