新元号「令和」心を寄せ合い育む

本日、5月1日に改元される新元号が発表されました。

「令和(れいわ)」見慣れない漢字の並び、反応に困ってしまいました。

いや、待てよ、「和」は平和の「和」だし、「和やか」だからイメージできる。

でも、「令」ってあんまりいい感じしないかもしれません。だって、法令、律令制度、命令とか、「規則を守る」とか「命令される」という漢字ではないのですか?

「法治国家として平和を維持していく」???こんな意味なんでしょうか?いやいや、何か別の意味があるのでは・・・漢和辞典によれば・・・。

①いいつけ。上の者からの指示。 ②おさ。長官。 ③よい。すぐれた。立派な。相手の親族を敬っていうことば。

④のり。おきて。決まり。法律。 ⑤しむ。せしむ。「令AB~」の形で、「AをしてBせしむ」と読み、「AにBをさせる」の意。

うーん、かろうじて③番がしっくりくるでしょうか。

しかし、やはり話は最後まで聞かなければなりませんね。

「令和」は「万葉集」から引用した言葉だそうです。「万葉集」は日本に現存する最古の歌集です。元号が日本の古典から引用されるのは初めての事。

「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ」

「令和」には、このような思いが込められているそうです。

相手の事を思いやり、相手も自分を思いやって美しい関係が生まれる。それでも、行き違いや勘違いで関係は崩れるかもしれません。それでもあきらめずに「和」を望めばそこには確固たる何かが育まれるはずです。 「平成」ありがとう!一か月後にさらに素敵な時代が始まります。