私が高校生の時、数学の先生が楽しそうに数学の授業をしていたことに驚いた。
それから、その数学の先生のいる進路指導室に質問しにいくことが増えた。
はじめは答えまで教えてくれていたが、途中から答えはかんたんには教えず、自分で考えることを学ばせてくれた。
数学の先生から、「この問題文はどういうことを言っているのかな?」
私は、「わたしにできるかなー」と思いながらも、まじめに一つ一つ読解し、こういうことですか?とたずねた。
「その通りだよ。」
と数学の先生は答えてくれた。
私が数学の先生を目指そうと思った瞬間でした。
現在、
フランクルの「それでも人生にイエスという」を読んでいます。
自分なりに要約してみると、
(1)幸福は求めるとわからなくなる。そのときは義務を果たすと幸福が湧いてくるものだ。
(2)あなたが人生をどうしたいかを考えると行きづまるだろう。むしろ人生から何をすべきなの?と問われていると思えばしっくりくるよ。
です。
人生から、「まさに今です、まさにこの時あなたはどうしたいですか?」
高校生の時の考えていたときとすこし重なってくる感じがしました。
その考えを最大限尊重したいと考えます。